


購入した絵本を弁償本として図書館に持って行った日。
職員さんは穏やかに受け取ってくださり、責められることもなく手続きはあっさり終わりました。
それでも私は「やっぱり気まずい…」という思いが残ってしまい、その後、その図書館には行けていません。
今は「また弁償することになったらどうしよう」という不安から、借りるのはボードブックばかり。
けれど子どもが成長して力加減を覚えたら、きっとまた普通の絵本を安心して借りられるようになるはず…。
図書館に絵本を弁償して分かったこと
- 弁償本を持参すれば、きちんと受け取ってくれる
- 責められることも、嫌な顔をされることもほとんどない
- 図書館側は利用者を責めるのではなく「また安心して利用してほしい」と思って対応してくれる
それでも、実際に弁償した立場になると
「また壊したらどうしよう」
「顔を覚えられていたら恥ずかしい」
と、気持ちのハードルが高くなってしまう人は多いと思います。
私も今は、安心できるようにボードブックを中心に借りています。
それでも、子どもが成長して力加減がわかるようになれば、きっとまた普通の絵本も借りられるはず。
“図書館に行きづらい”という気持ちも、時間がたてば少しずつ薄れていくものだと思っています。
弁償が終わっても残る“気まずさ”と向き合うには
それでも利用者側の気持ちとしては、
「また破ったらどうしよう」
「顔を覚えられているかも」
と考えてしまい、行きづらさが残ることがあります。
しかし今回の出来事を通して、図書館は「利用者を罰する場所」ではなく「一緒に本を守る場所」なのだと気づきました。
気まずさや不安はすぐには消えなくても、本を大切に思う気持ちさえあれば、また図書館と向き合える日が来る。
私自身、子どもと一緒に成長しながら、もう一度図書館を楽しめる未来を楽しみにしています。
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【日常トラブル漫画】図書館の絵本を弁償した話①
我が子が図書館の絵本を破ってしまった。破った絵本を図書館に弁償するまでの体験談。第1話では、絵本を破ってしまったその瞬間を描いています。