こんにちは、ぬまのくじらです!
瀬戸内のハワイ周防大島の奥の方にある「なぎさ水族館」。小さい水族館なのに子どもも大人も楽しめる魅力がたっぷりのおでかけスポット。子連れ目線でレポートしています。

先日山口県周防大島町にある、なぎさ水族館に家族で行ってきました。
島の小さな水族館は魅力がたっぷり!大きなタッチプールには「驚きの○○まで…⁉」
息子はもちろん大人もすごく楽しめました✨
この記事は、山口県周防大島にある小さな水族館「なぎさ水族館」を家族で訪れた体験レポです。子連れでも楽しめるポイントや持ち物の注意点、周辺スポットの情報もまとめています。
山口県で「家族でおでかけするならどこ?」と迷っている方に向けた山口×子育て記事です。
瀬戸内の穏やかな海に囲まれた周防大島は、「山口県のハワイ」とも呼ばれる癒しの島。
海辺ドライブやビーチ遊びの途中に立ち寄れるスポットとして人気の小さな水族館が、今回の目的地です。
訪れたのは2025年7月。
夫と、一人歩きが上手になってきた息子との3人旅。
真夏の日差しの中でも、屋内でのんびり過ごせるおでかけ先を探してたどり着いたのが、瀬戸内の小さな水族館「なぎさ水族館」でした。
「なぎさ水族館」はこんなところ!
小さな建物の中に、大きな魅力がぎゅっと!

なぎさ水族館は、周防大島町にある水族館です。
「陸奥記念館」に隣接しており、外観はとてもコンパクト。
でも一歩中に入ると、そこには瀬戸内海の豊かな生き物たちの世界が広がっています。
最初の印象は「思ったより展示が多い!」。
小さな水槽がずらりと並び、それぞれに1〜数種類ずつの生き物が展示されていました。
息子のような小さな子どもでも、じっくり観察しやすい高さとボリューム。
まるで海の研究室にお邪魔したような雰囲気で、親子そろってワクワクしてしまいました。
知識とユーモア溢れる水族館づくり

なぎさ水族館は、地元の方々やボランティアのスタッフさんの手によって支えられている、温かみのある施設です。
展示も、手作り感があってどこかほっとする雰囲気。
特に印象に残ったのが、スタッフ手作りの魚紹介カード。
魚の特徴だけでなく、時には「この魚の恋愛事情」や「おすすめの食べ方」など、ユーモアたっぷりのコメントが添えられていました。
思わずクスッと笑える内容で、子どもはもちろん、大人も夢中になって読んでしまうこと間違いなしです。
はじめて子連れで訪れた感想
水槽は親子で見やすい高さに配置されていてよかった!
小さい水族館ならではの研究室感に大人までワクワク!
展示カードには魚の特徴・ユーモア・食べ方(笑)などの情報もあり、学びながら楽しめる!
はだしで入れる!西日本最大級のタッチプール体験
なぎさ水族館といえば、やっぱり外せないのが日本最大級のタッチプール。
ここでは、ただ手を伸ばして触るだけでなく、はだしになってプールの中に入ることができるんです!
- タッチできる生き物:ヒトデ、ナマコ、カブトガニ、サメなど
息子は初めてのタッチプールにちょっと緊張気味でしたが、次第に慣れてきて大はしゃぎ。
水の中を歩きながら、ヒトデやナマコなどの生き物を間近に観察できます。
見たことはあっても、実際に触る機会はなかなかないので、まさに“海の学び場”。
足洗い場も完備されていて、子連れでも安心。
タッチプールに入る前提で訪れる場合は、足ふき用のタオル・手洗い用タオル・靴下の代え・着替えを持っていくと安心です!
驚きの出会い!カブトガニやサメにもタッチ!

そして、なぎさ水族館のタッチプールのすごいところは、触れる生き物の種類が豊富なこと。
なんと、あのカブトガニまで!
山口県の海に生息しているとは聞いていたものの、実物を目の前にすると迫力満点。
私はちょっと勇気が出ずに眺めているだけでしたが、夫が思い切って触ってみたところ「かたい!」とびっくり。
他にも、サメがタッチプールの中にいるではありませんか…、まさに“サメ肌”を体感できる貴重なチャンスです。
展示室の一角にもミニサイズのタッチスペースがあり、小さな子どもでも気軽に体験できました。
息子は指先でツンと触ってはニコニコ。
この日はまさに、息子のタッチプールデビューの日になりました。
入館料もリーズナブル!気軽に立ち寄れる海辺の癒しスポット

これだけ体験できて、個人の場合入館料は大人210円・小中生学100円。
リーズナブルすぎて驚きました。
しかも、小学生未満は無料と子連れに優しすぎる…✨
手軽に訪れられる価格設定なので、周防大島観光の途中にふらっと立ち寄るのにもぴったりです。
さらに、駐車場は広くて無料。
海辺の静かな場所にあり、観光地ながら混雑感が少なく、のんびり過ごせるのがうれしいポイント。
隣には陸奥記念館があり、戦艦陸奥に関する貴重な資料や展示も見られます。
水族館とあわせて訪れれば、充実した体験ができます。
地元の子どもたちに愛される、小さな学びの場
館内の壁には、地元の園児や小学生たちが描いたお魚の絵や感想文がずらり。
その一枚一枚から、この水族館が【地域に根ざした“みんなの学び場】であることが伝わってきました。
この点から、家族旅行だけでなく教育的価値もある子どもの体験学習の場として参考になると親目線で感じました✨
周防大島ってどこにあるの?

周防大島(すおうおおしま)は、山口県の南東部に位置する大きな島です。
柳井市から「大島大橋」を渡って行くことができます。
島とはいっても車でアクセスできるので、フェリーに乗らずに気軽に行けるのが魅力。
瀬戸内海にぽっかり浮かぶような穏やかな島で、
別名「瀬戸内のハワイ」と呼ばれることもあるほど、海と空がきれいなんです。
広島市からでも車で気軽に到着できる距離なので、
県外からの日帰り旅にもぴったりの立地です。
島を走る国道は海沿いに続いていて、ドライブをしているだけでも気分爽快。
周防大島ってどんな場所?

周防大島は、島全体がのんびりとした時間に包まれた癒しの島。
瀬戸内海特有の穏やかな波音と、どこか懐かしい田舎の風景が広がります。
観光スポットとしても魅力がいっぱいで、
「片添ヶ浜海水浴場」や「真宮島」などの自然スポットのほか、
「星野哲郎記念館」やおしゃれな島カフェなど、楽しみ方はいろいろ。
近年では移住者も増えており、
地元の人と新しい風が混ざり合った、ゆったりだけどおしゃれな島になりつつあります。
島のカフェで瀬戸内のレモネードを飲みながら海を眺める時間は、
まさに“何もしない贅沢”。
地元の方も本当に優しく、
道を尋ねると笑顔で教えてくれたり、子どもに声をかけてくれたり。
そんな人の温かさも、この島の魅力のひとつだと感じました。
周防大島の自然とあわせて楽しむ一日旅

なぎさ水族館を出たあとは、少し戻った「片添ヶ浜海水浴場」へ。
白い砂浜とエメラルドグリーンの海が広がる景色はまさに絶景で、
「瀬戸内のハワイ」と呼ばれる理由が一瞬でわかります。
息子は波打ち際を走り回り、夫はカメラ片手に海の青さを堪能。
海風を感じながら過ごす時間は、都会ではなかなか味わえない贅沢です。
周防大島には、ビーチのほかにも自然を感じられるスポットがたくさんあります。
ドライブをしているだけでも気持ちよく、
道の駅やカフェにふらっと立ち寄るのもおすすめ。
子ども連れでも無理なく回れる距離感なので、家族旅にぴったりな島です。
おすすめ周辺スポット

なぎさ水族館のあとに立ち寄るなら、
おすすめは「道の駅サザンセトとうわ」。
海沿いにある開放的な道の駅で、
地元の魚介やみかんを使った特産品がずらりと並びます。
館内のレストランも人気で、
ランチタイムには観光客だけでなく地元の方の姿も。
おみやげコーナーには、周防大島名物の「みかんジュース」や「はちみつ」などもあり、
手軽に“島の味”を持ち帰ることができます。
なぎさ水族館は、“小さくてあったかい水族館”
日本一小さな水族館・なぎさ水族館は、
派手なショーも大きなイルカプールもないけれど、
人の温かさと、手作りの工夫、そして生き物との近さが魅力の場所です。
息子にとっては初めての“海の世界”体験。
私たちにとっても、どこか懐かしい時間を過ごせる、癒しのひとときになりました。
これから行く方へ、ちょっとしたアドバイス👇
- はだしで入るタッチプールがあるのでタオル持参がおすすめ
- 陸奥記念館・片添ヶ浜とあわせて観光ルートに◎
小さな水族館だけど、思い出は大きく。
周防大島を訪れる際は、ぜひ立ち寄ってみてください。
きっと、あなたも「また来たい」と思える温かな場所に出会えるはずです。
施設情報
📍 所在地
〒742-2105
山口県大島郡周防大島町伊保田2211-3(陸奥記念館となり)
瀬戸内海を望む静かな海辺にあります。
海沿いの道を走っていくと、青い海の先に「なぎさ水族館」と「陸奥記念館」が並んで見えてきます。
道路沿いには案内看板もあるので、迷うことはほとんどありません。是非楽しんできてくださいね!

