ある日突然、隣人宅から聞こえ始めた
「動物撃退装置から発生するモスキート音」。
近所で一番若かった私たち夫婦以外には、その音は聞こえていなかった。
聴覚が過敏な私にとっては、日常を壊されるほど苦しい音だった。
「聞こえない人には、この苦しさが伝わらない。」
何度訴えても理解されず、追い詰められていった私が、最後にたどり着いた結末とは──。
この記事では
この記事では、エッセイ漫画『隣人のモスキート音、本気で悩んだ話』の第7〜9話をまとめて掲載しています。
- 第7話: 恐怖!車のドアを開けるたびに反応して鳴り響く人感センサー
- 第8話: 「夫も同じ気持ちのはず!」と思いきや…家族間で生じた不快感の温度差
- 第9話: 脳天を突く激痛と頭痛。「やっぱり我慢はムリだ」と限界を迎えるまで
動物撃退装置(高周波)のモスキート音に苦しむリアルな日常と、「音の聞こえ方や感じ方の個人差」による悩みを詳しく描いています。
前回の記事はコチラ
第7話-私は動物?-






第8話-もう耐えられない-






第9話-不快じゃないだと…?-






モスキート音が引き起こしたストレス
前回の記事で、謎の「キーーン」という音の正体が、どうやらお隣の庭にある動物撃退装置らしいと分かりました。でも、ここで新たな問題が。
その音を気にしているのは、どうやら私だけだったのです。
夫「え?そんなに気にならないけど?」
私には、「チュイーーン、キーーーン……」
と聞こえている。
しかも、自宅の玄関を出たり、車から降りたりすると、気になる…。
でも、夫に話してみると、
「聞こえるけど、そんなに気にならないよ」という反応。
私はこんなに気になるのに?
この違いが、地味にしんどかった。
私には「不快音」でも、家族には「気にならない音」
高い音は、年齢や人によって聞こえ方に違いがあるそうです。だから、
「聞こえる・聞こえない」だけじゃなく、「聞こえても気になるかどうか」も人によって違うんだな。
このとき、そんなことを実感しました。
私にとっては、「また鳴ってる……(イライラ)」
と思う音でも、夫にとっては、
「そんなに?」くらい。
この温度差って、意外とつらい。
「私が気にしすぎなのかな」
だんだん、「私が神経質なだけなのかな」
と思うようになりました。
ご近所さんに悪意があるわけでもない。
動物よけのために置いているだけ。
夫もそこまで気にしていない。
だったら、私が我慢すればいいのかな。
そう思って、しばらく様子を見ることにしました。
でも、我慢していると「音」がどんどん気になる
一度気になってしまうと、不思議なもので、
「今日は鳴ってるかな?」
と、音を探すようになってしまいました。
静かなときほど、
「キーーン……」
と聞こえてくる。
「まただ……」
と思うだけで、少しイライラする。
せっかくの新生活なのに、
家に帰っても音を気にしてしまう。
それが少しずつストレスになっていきました。
ご近所さんに言う? それとも我慢する?
ここが一番悩みました。
お隣さんは普段とても感じのいいご夫婦です。
「その機械の音が聞こえて困っています」
なんて言ったら、関係が悪くなってしまうかもしれない。
でも、だからといって、このままずっと我慢するのもつらい。
「どうしたらいいんだろう……」
そう考える日が増えていきました。
次回この音のことで私がさらに悩むことになった出来事について書きます。
次の記事はコチラ
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