近所で一番若かった私たち夫婦以外には、その音は聞こえていなかった。
聴覚が過敏な私にとっては、日常を壊されるほど苦しい音だった。
「聞こえない人には、この苦しさが伝わらない。」
何度訴えても理解されず、追い詰められていった私が、最後にたどり着いた結末とは──。
この記事では
この記事では、エッセイ漫画『隣人のモスキート音、本気で悩んだ話』の第19〜21話をまとめて掲載しています。
- 第19話: ドキドキの連絡待ち…と、よぎる不安
- 第20話: 予想外…管理会社の報告
- 第21話: お隣さんのリアルな反応
管理会社へ対応をお願いし、「どうか角を立てずに伝わりますように…」と祈るような気持ちで連絡を待っていたわが家。
しかし、担当のナカタさんからかかってきた電話で、まさかの展開に…!?
ついに音の発生源であるお隣さんへ事実が伝わり、事態が動きます。
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第19話-報告の電話-






第20話-まさかのご報告-






第21話-お隣の反応-






「角を立てずに、どうか匿名で穏便に……」というこちらのささやかな願いとは裏腹に、生きた心地のしないハラハラした展開となってしまいました。
電話口で管理会社側から「お隣さんが訴えているとお伝えしました!」と爽やかに報告された瞬間は、思わず開いた口が塞がらず、夫婦揃ってその場に崩れ落ちそうになりました。
電話を切った後の、わが家のリアルな反応
管理会社側が悪気なく、むしろ「完璧に仕事をやり遂げたドヤ感」を出して電話を切ったあと、我が家には何とも言えない静寂が訪れました。
- 「え……?『お隣さん』ってモロに言っちゃったの……?」
- 「匿名でって、あんなに念押ししたよね……?」
管理会社を挟むことで穏便に解決するはずが、
まさか一番恐れていた「直接的なクレーム」のような形で相手に伝わってしまうとは、夢にも思っていませんでした。
お隣の戸成さんからすれば、「隣の奴らが自分に直接言わずに、管理会社を使ってクレームをつけてきた」と映ってしまったかもしれません。
そう思うと今後の近所付き合いへの不安で、胃がキリキリと痛むような思いでした。
予期せぬ形でも「事実」が伝わった
このような展開になり生きた心地はしませんでしたが、それでも「不快なモスキート音で本気で困っている人がいる」という事実だけは、確実にお隣の戸成さんに届くことになりました。(泣)
インターホン越しに返ってきた戸成さんの「考えます」という重みのある言葉。
それが「善処してくれる」という意味なのか、それとも「納得いかないけれど一旦引いた」という意味なのか、この時の私たちには知る由もありませんでした。
音は聞こえるのか……
電話が切れたあと、我が家はとにかく「音の変化」に神経をすり減らすことになります。
「考えます」と言った戸成さんは、すぐに機器の電源を切ってくれるのか。
それとも、相変わらず「キーーーン」というあの不快な高音が響き続けるのか……。
次回、果たして、我が家に平穏な静寂は戻ってくるのでしょうか……?
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